新しい人には新しい対応

3月4月はカルチャーセンターの生徒の入れ替わりがあります。引っ越しや学年が上がり辞める場合が多いです。

私が担当しているキッズアートはもう何年になるのだろう。熊本地震(2016/4/14,16)より数年前から担当しているので、8年くらいになるのかな。地震の後はしばらくカルチャーセンター自体がお休みになりましたが、以降コロナ禍でもずっと続けています。それができるのは、生徒の人数が少ないこともあります。1番多い時で5人でした。子どものパワーが強くて楽しかったですが大変でした。

私の講座の内容は、何度か書いていますが、かなり自由です。個性の強い子どもたちが多いので、私が用意した内容ではすぐに飽きて、別のことをしたがります。なので、応用の効くものを2つ用意し、様々な材料を持っていきます。子どもが私に慣れると、カゴの中から使いたいものを探しだします。どれでも自由に使っていいのです。ただ、カッターやハサミなどは使えるか子どもに確認し、使い方を教え目を離さないようにします。当たり前かもしれませんが、人数が多いと全員を同時に見ることはできません。その点、私の講座はかなり目が行き届きます。私自身は人に見られるのが苦手なので、なるべく気配を消しながら見ています。

子どもが何を求めているのか、新しく入った子どもにはその子にあった対応を考えます。その子のリズムがあります。世界があります。私は添うだけ。もちろん、求められたら返します。そのためにチラチラ子どもを見ながら私も作ります。一緒に遊んで、時には先生になり、時には友達になります。カメレオンみたいですね。

写真はイラストの練習です。イラストレーターになりたい子どもがいて、少しでも役に立つようにです。難しい。日々精進です。

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