2021.04.21 13:32ニュートラルという色について昨年、友人からもらった世界の色の本に、ニュートラルという色が載っていました。なぜかとても惹かれました。無のような、空間のような不思議な感じがして、妙に納得したのです。無彩色というものを高校で習いましたが、当時はあまり意識していませんでした。今でも黒、白、グレー全て色だと思っています。ただ、その本で見たニュートラルという色は、色よりも空間を感じたのです。限りなく透明に近いグレーとでも言いましょうか。...
2021.04.05 04:52あらためて大学の先生のすごさを実感2※つづきです。前述の、ある人の絵を完成させてから少し楽になった。その絵を描いているときは、今までの"作品を仕上げなければならない"という強迫観念がなく、好きに描くことができた。大学時代、裸婦の塑像をつくっているとき、モデルを触りたいとどれほど思ったか。恋人のいる先輩たちがどれほどうらやましかったか。追及すればするほど思うようにいかない。それをつくるには、それを知る必要がある。それに興味を持たなけれ...
2021.04.03 23:36あらためて大学の先生のすごさを実感何を表現したいのか。はっきりとわからないまま、好きなものや描きたい感情を描いた大学院時代。情報収集や吐き出しを繰り返して、自分に合うスタイルを探していたのかもしれない。今、あらためて、手探り状態の私を、学生達を否定せず導いてくださった先生に感謝します。「ものではなく、空間を描きたいのでは」人物や人物とバラを組み合わせて描いていたとき、先生のその言葉をまだ正確には理解していなかった。しかし、人物より...