溝井綾香さんの作品展
久しぶりに投稿します。
4月から新しい仕事に就きました。2年程持病のためゆっくりしていたので、どうなることかと思いましたが、今のところなんとか大丈夫です。休みが不定期の仕事のため、なかなか更新できずにいましたが、数日前に面白い展示を見たのでご紹介します。
福岡天神の新天町にあるギャラリー風3階で5月2日~7日まであっていました、溝井綾香作品展。「金属と花による作品の展示です。花を飾るのと同じように作品を飾るような、日常に寄り添った芸術性のある作品の可能性を目指しました。」とのことで、「longingⅠ」~連作でいくつかありました。ぱっと見地味かなと思いながらよく見ていくと、途中で気付きました。憧れを表現されているのでしょうか?私には離れている人に会いたい気持ちを表現しているように思えました。または、待っているような気持ち……若さ特有の切なさのようなものも感じました。それは私が経験したことのある感情だからでしょう。叶わない気持ち、一方通行、憧れのような恋、繊細な切なさ……暗めの空間の中にひっそりと並ぶ四角い金属に組み合わされた花。真逆のような素材が触れ合っているのに、違和感は感じませんでした。
溝井綾香さん、すばらしい展示をありがとう。
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