あらためて大学の先生のすごさを実感

何を表現したいのか。
はっきりとわからないまま、好きなものや描きたい感情を描いた大学院時代。情報収集や吐き出しを繰り返して、自分に合うスタイルを探していたのかもしれない。

今、あらためて、手探り状態の私を、学生達を否定せず導いてくださった先生に感謝します。

「ものではなく、空間を描きたいのでは」
人物や人物とバラを組み合わせて描いていたとき、先生のその言葉をまだ正確には理解していなかった。しかし、人物より人物の周りに浮かぶバラを描いている方が楽しかったことは確かだ。その後、スランプに陥った。病んでいた。何をどう表現していいかわからなくなった。よくある恋愛の悩みが悪化したこともそれを後押しした。

病んでいた冬を越え、春から秋にかけて試行錯誤が続いた。遅筆な私は、表に出せないだけで、頭の中ではたくさんのイメージを抱えて考えている。人より考える時間が長い。作品がなかなかできない中、恋愛の悩みが解決したときに描いたこの絵は、私を少し解放してくれた。この絵を描くまでに半年以上かかった。
※続きます

#病んだ冬
#絵で解放

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