満たされないまま死ぬような気がする

達成感がない。

絵を描きあげて、「よっしゃー、完成した!」
みたいな瞬間がない。

いつも、
「ここまで。これ以上描くとイメージが崩れる。」
「筆が止まった。全体を見て違和感がないか確認。しばらく見続ける。筆が進まない。その日はやめて、次の日見る。ちょん、ちょんと筆を置き、また止まる。見る。終わり。」
こんな感じ。

描いているときは、
「いいよーいいよーこれいいね、この色いいね、きたきた、きたよー、そう、いけー、よし、よしいけー、もっと、もっと来いー!きたーー!」
みたいな瞬間がある。
とある外国人の英語の先生が、絵を描くことはマスタベーションみたいだと言っていた。そうだとすれば、私の絵は準備と後処理が含まれている。達成した瞬間では終わらない。

大きい絵を描いている時の筆(指や体の動き)と時間の流れの一例。
薄い大短い→濃いめの大→濃い大→濃い中長め→薄い中長い→濃い小→薄い小長め

書いていて、冷静になる。満ち足りることがあるのか。いつも足りない足りないと嘆いている。では、どうすれば満ち足りるのか。満ち足りようなどと考えなければいいのかもしれない。江國香織さんの本を思い出す。また読んでみようか。

書き出すと、色々書きたくなって収拾がつかない。
この辺で。
#満ち足りる #絵を描くこと #達成感

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